中国語教材の選び方

中国語教材の選び方

インターネット上にも本屋さんにも溢れかえっている中国語教材。DVDを見ながら学ぶタイプや聞き流すだけのタイプなど、種類も様々です。ここでは、中国語教材を上手に選ぶ方法について考えて見ましょう。

まず、大前提として覚えておくべきなのが「言語を学ぶのは、そう簡単なことではない」ということです。「一日10分、一ヶ月で中国語をマスター」などと謳われていても、鵜呑みにしてはいけません。

10分×30日=300分=5時間でマスターできるような言語はありません。ですから、こうした謳い文句は「基礎が出来ている人は可能」という意味であったり、「初心者が何とか中国語のさわりをマスターできる」という意味と考えましょう。

語学に関して言えば、「継続的な努力」という教材に勝るものはありません。

それを踏まえたうえで、次には自分の中国語レベルを客観的に判断しましょう。中国語の教材は、特定の言語スキルの人を対象にしています。というのは、初心者から上級者まで網羅しようとすると、資料が膨大になり、それだけでやる気を削いでしまうからです。背伸びして上級者向けの教材を使っても、よく分からずに挫折してしまうでしょう。

ですから、初心者は公共放送の教材などで力をつけるといいですね。ある程度中国語が分かるようになったら、パソコン教材や音声教材のサンプルを取り寄せてみましょう。サンプルと一回目の教材を一緒に送ってくる場合もあります。気に入れば契約したらいいですし、難しそうなら教材を返却して別の教材を探しましょう。