中国語を教える語学教室は昔から都市部にありましたが、現在ほどその教室が増えたことは未だかつてありませんでした。
今や都市部は中国語教室乱立の時代と言われており、あちこちに看板を見ることができます。
とはいえ、中国語教室のレベルや性質も千差万別、自分が中国語を学ぶ目的に合わせて教室を選択しなければなりません。
中にはカルチャー教室程度、お茶を飲みながら中国語会話を楽しみましょうといった感じの教室もあるからです。もちろん、これはこれで需要があるのですが、中国語検定試験などを受検してキャリアアップを果たそうと考えている人には不向きですね。
中国語検定や漢語水平考試(HSK)を受験するために中国語教室に通うのであれば、それを全面に出している教室を探す必要があります。
多くの場合、検定試験用のコースがある中国語教室は比較的大きな教室のようです。教室内には、同じ中国語習得でも「中国とラベルコース」といった旅行用の中国語からビジネス中国語に特化した「ビジネスコース」、「日常会話コース」などが準備されています。
その中に「中国語検定コース」や「HSK取得コース」があるわけです。こうした検定コースは、日常会話やトラベル用中国語と異なり、かなり高いレベルと、試験に合格するための勉強が必要になりますから、専門の講師が付き、丁寧な指導が行われることになります。
検定試験対策をしている中国語教室は「中検80%合格」とか「HSK○人合格」といった実績を公表していますので、そうした数値も参考にすると良いでしょう。