最近は若い人を中心に中国留学が盛んになっています。もちろん、仕事などの関係でどうしても中国語のマスターに迫られている人も多いようですが…。
いずれにしても、中国留学を十分に活用して中国語をある程度マスターできるようにしたいものですよね。ここでは、中国語をマスターする上で注意したい点を幾つか紹介しましょう。
まず注意したいのが留学する地域です。
中国と一口に言っても、皆が同じ言葉を話しているわけではありません。各地では様々な方言が話されています。しかも、中国の方言は日本の方言と違い、全くの別言語なんです。
私たちがいわゆる「中国語」と思っている言語は、数ある中国の言語の中の「北京語」と呼ばれる言語で、一応標準語とされています。しかし、地方都市に行くと普段話されているのはまったく別の方言だったりするわけです。
もちろん、学校では標準語を教えてくれますが、せっかく留学に行っているのに日常会話が方言では、あまり言語が身につきませんね。ですから、日常的に北京語が話されている地域に留学するのは大切なことです。
さらに、日本人が少ない大学に行くというのも一つの手です。
外国に暮らすとなると、心細さも手伝って「日本人が沢山いる大学に行きたい」と思いがちです。それはそれで安心感があるのですが、こと言語の進歩という面を考えると、日本人が少なくて嫌でも中国語を使わないといけない状況に身を置くことが助けになるのです。
ルームメイトを外国人にしてもらうというのも良い方法ですね。