必要なとき

中国語検定とは

日本の中学生は英語検定(英検)を受験することが多いですね。

英語検定は、英語の実力がどれくらいなのかを測る物差しの役割を果たしています。中国語に関して物差しの役割を果たしているのが中国語検定、略して中検なのです。

実は、後の項で詳述しますが中国語の検定試験というのは一つだけではありません。検定を行っている団体によって検定試験の名前も難易度も違うわけです。

また、検定試験の目的自体も異なります。これは英語でも同じですよね。
いわゆる英語検定は日本国内での検定試験であって、あまりアメリカやイギリスでは知られていないというのは有名な話です。

むしろ留学などをする場合はTOEICやTOEFULのほうが語学レベルの保証として重視されていますね。

日本国内で中国語検定と言った場合は、概ね日本中国語検定協会が主催する検定試験(中検)を指す場合がほとんどです。この中国語検定は準4級から1級までの試験が行われています。

準4級は「中国語学習の準備が出来た段階」のレベルです。
4級は「中国語の基礎を習得した段階」、
3級は「自分で応用力を養える能力を得た段階」、
2級は「実務能力の基礎が完成した段階」、
準1級は「実務で即戦力になる段階」、
1級は「高いレベルで中国語を駆使できる能力が備わった段階」とされています。

準1級から1級を取得するには、かなりの猛勉強が必要なようですね。就職活動をする上で非常に役立つ検定試験というわけではないようですが、

自分の中国語能力を測り、さらに伸ばす上では有用な試験と言えそうです。