日本中国語検定協会が主催している中国語検定。毎年5万人が受験する人気の検定試験です。言語の学習に近道はありませんが、中国語検定試験に合格するためにコツや勉強法をここで紹介していきましょう。
まず、どの級の試験もペーパー試験とともにリスニング試験があり、ともに規定の点数を取らないと不合格になってしまいます。
ですから、極端な苦手分野を作らないようにしなければなりません。
まず、ペーパー試験についてですが、4級レベルであれば、市販の参考書を一通り学べば分かる程度の問題になっています。どの言語でもそうですが、文法は必須です。文の構造を理解しておくようにしましょう。
「いつ」、「どこで」、「誰が」といった類の疑問詞は確実に抑えておいてください。ちなみに試験はマークシートですので、全く分からなくても正解の可能性が残されているのは嬉しいことです。
リスニングは、日常的な会話がメインになります。ここでも疑問詞を確実に抑えておくと聞き取りが楽になります。
もう一つ、リスニングでは特定の名前の登場人物がいますので、固有名詞に馴れておくのも助けになります。
簡単なテキストでよく出てくるタイプの人名を理解しておきましょう。そこで詰まると後が聞き取れなくなるからです。
3級程度になってきたら、中国語吹き替えの映画を見るのも良いようです。字幕が付く映画がほとんどなので、字幕を見つつ中国語の台詞を聞くわけです。
ちなみに、上海映画は広東語がオリジナルですので、北京語吹き替えを選ぶようにしてくださいね。