中国が近代化を果たし、都市部では日本以上にIT化の進んだ生活をするようになってきています。もちろん、中国の国土は広いので農村部では原始的な生活をしている人もいるのですが、都市部に限って言えば最先端の国の一つになったと言えるでしょう。
13億の人口を抱える巨大市場に魅力を感じない企業はないでしょう。実際、現在も次々と企業の中国進出が続いています。
では、ここで中国ビジネスの最新事情を解説しましょう。
2000年代には中国発展に伴って多くの企業が支社を設立し、サービス業や小売業を展開するようになりました。
何と言っても日本の経済は疲弊状態が続いていて、デフレも重なって安値が当たり前、少子化が進み将来の展望も描きにくい…。
企業としては魅力の乏しい国になってしまったことも背景にあるでしょう。ただ、中国の巨大な市場に魅了されたのは日本企業だけではありません。
世界中からこの膨大な潜在市場を求めて企業が進出してきたため、中国はあっという間に企業間の厳しい生存競争の場へと変貌してしまったのです。
すでに、中国へ進出すれば必ず儲かる…という時代ではありません。先に述べた競争、中国人特有の気質やビジネス感覚を把握して対応しないと、ビジネス面で苦戦し、撤退を余儀なくされる場合も少なくないのです。
では、中国ビジネスにおいて成功するためには、何が必要でしょうか。もちろん、綿密な準備とリサーチが不可欠ですが、中国語を勉強することも文化の理解に非常に大きな役割を果たすのです。